2022年に創立50周年を迎えた九州メタル産業。創業当時から西鉄グループの路線バスや観光バスなど使用済みの自動車リサイクル事業を手掛けてきた。自動車だけでなく、産業廃棄物の処理や廃家電品のリサイクルなども行っている。
廃車となるバスは専任のスタッフが解体の前処理を行い、タイヤを含めた足廻りの部分を丸1日をかけてバーナーでカット。そして、大型重機で車体を解体し、大型シュレッダーを使用して15分で破砕する。
破砕処理されたバスはシュレダープラントで「鉄」、「非鉄金属」、「シュレッダーダスト」に分別し、それぞれのリサイクルプラントへ運び細かく選別される。最小のものでは「2ミリ」のサイズになるまで分別作業を繰り返す。また、バスに使用されていたハーネス線も専用の機械で銅と被覆に分離し資源化する。
さらに、機械選別では分別回収できないものは、エキスパートチームが手作業で選別。その後、「鉄」は製鋼メーカーへ、「シュレッダーダスト」はセメント工場へ、「非鉄金属」はそれぞれの選別工程を経て、銅精錬会社やアルミ精錬会社へ売却されて製品化される。
「限りある資源の有効活用と持続可能な資源循環の実現を目指して」をモットーに、九州メタル産業は、次の50年、100年に向けて歩み続けている。
※上記は全て「NISHITETSU ONLINE MAGAZINE N× エヌカケル」紹介ページより
九州メタル産業株式会社 Kyushu Metal Industry Co.
これからの時代に欠かせない、限りある資源の有効活用と持続可能な資源循環の実現を担う九州メタル産業。
<本社工場>
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